TOPICS

プラネット オメガ エキシビション ニューヨークで開催

ニコール・キッドマンやオリンピアンらが連日登場

オメガがこれまで紡いできたストーリーの数々を展示するエキシビション「プラネット オメガ」が、11月9日(木)からニューヨークのチェルシー ファクトリーで始まりました。11月19日(日)までの11日間にわたり、オメガが持つ唯一無二のDNAと革新的で魅力的なタイムピースの数々をご覧いただけます。オープニングナイトにはニコール・キッドマンが登場し、オメガ社 社長兼CEOのレイナルド・アッシェリマンらとともにリボンカットを行い、このエキシビションの幕開けを華やかに飾りました。

レイナルド・アッシェリマンは、「オメガが持つDNAはとても個性的でスペシャルなものです。これまで長年にわたって作り出してきたすべての製品において、真の驚きとイノベーションを表現してきました。今回、オメガが世界に誇る美しいデザインの数々が展示されているのを目の当たりにし、感激しています。」と述べました。

アカデミー賞受賞俳優であり、2005年からオメガのアンバサダーを務めるニコール・キッドマンは、「オメガはこれまで多くの人々の人生に影響を与えてきました。その理由は、今回のエキシビションで展示されているタイムピースを見ればわかっていただけると思います。私自身もオメガからインスピレーションを与えてもらっています。今回、オメガが紡いできたいくつものストーリーが このエキシビションでシェアされることをとても喜ばしく思います。なぜなら、オメガのタイムピースが持つ美しさと卓越したクラフトマンシップは、目の前で見て初めてその本当の価値を理解できるものだからです。」と語りました。

プラネット オメガ エキシビションでは、過去数十年にわたるウォッチコレクションとそれぞれのストーリーが堪能できます。会場に入ってすぐの「ヴィンテージ」エリアでは、スイス・ビエンヌにあるオメガ ミュージアムが所蔵する歴史的タイムピースがビジターを出迎えます。続いて「スポーツとオリンピック」、「オーシャン」、「ジェームズ・ボンド」、「スペース(宇宙)」、「フレンズ(オメガゆかりの著名人)」、「プレシジョン(精度)」の6つのエリアにわかれ、オメガだから こそ持ち合わせた興味深いエピソードの数々、ウォッチメイキングにかける情熱、様々なパートナーシップの舞台裏などを、テーマごとに展開する独創的な世界観とともに知ることができます。

各エリアと主な展示品

ヴィンテージ

エルヴィス・プレスリーが1960年にRCAレコードから贈られ、長年にわたってステージ上でもプライベートでも愛用していたオメガ ウォッチ。ベゼルには44個のブリリアントカット ダイヤモンドがあしらわれ、ケースバックには「Elvis, 75 Million Records, RCA Victor, 12-25-60」と刻印
ジョン・F・ケネディが1961年の大統領就任式の際に着用していた「オメガ スリムライン ウォッチ」。友人のグラント・ストックデール氏から大統領選の前に、“アメリカ合衆国大統領 ジョン・F・ケネディへ友人グラントより”と刻印したこの時計をプレゼント。その数ヵ月後にこの言葉は現実に。
1955年製オリジナル「レディマティック ウォッチ」。女性らしさを表現しつつ、男性用時計と同等の精度を併せ持つ時計を目指して作り 上げ、レディスウォッチメイキングにおける革命と謳われたタイムピース。内部には、当時、ローター付き自動巻きキャリバーとして世界最小であることが公式の証明書にて認定されたキャリバー455を搭載。

スポーツとオリンピック

アメリカズカップ(セーリング)からプロゴルフ・水泳/陸上競技に至るまで、オフィシャルタイムキーパーとしての輝かしい歴史を公開。
1932年に開催されたオリンピックでの計時に使用されたスプリットセコンド クロノグラフ。ヌーシャテルの天文台によってクロノメーター認定され、1/10秒単位の測定が可能という高精度を誇る。さらに中間タイムも記録できるスプリット セコンド機能も持つ。今から90年以上前に開催されたこの大会では、たった一人のオメガの時計職人が審判員用の30個のストップウォッチを持ってロサンゼルスに赴いた。なおこのヘリテージピースをインスピレーション源として誕生した、オメガの歴史上最も複雑なムーブメントを搭載した画期的な「クロノチャイム」も展示。

オーシャン

オメガのダイビングに関する専門知識と、海洋にインスパイアされたデザインの歴史に迫るエリア。
1932年製初代マリーン。民間ダイバー用に製造された初のダイバーズウォッチとして知られ、巧妙なダブルケースのデザインが特徴。135mの防水性を備えた当時の海洋探検家たちに人気のモデル。
最近の「シーマスター ウルトラディープ」。2019年に、海洋の最深部に到達した初代モデルを一般発売用に改良したもので、6,000メートル(20,000フィート)という驚異的な防水性を備える。

ジェームズ・ボンド

世界中で最も愛されているスパイは、1995年以降すべての映画でシー マスターを着用。
俳優ダニエル・クレイグの007としての最後の作品である『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で実際に使用された「シーマスター ダイバー300M 007エディション」。軽量なグレード2チタン製ウォッチは、主役であるダニエル・クレイグの協力を得て完成。007への造詣の深さとクラシックウォッチに対する個人的情熱が細部に生かされている。
007映画シリーズ60周年を記念して製作された2本の特別なタイムピース。ジェームズ・ボンドの有名なオープニングシーンが見事に表現されるケースバックのアニメーションに注目。

スペース(宇宙)

スピードマスター ムーンウォッチが1965年にNASAによるすべての有人宇宙計画用に認定されて以来、オメガは、1969年の初の月面着陸を含む歴史上最も偉大な数々の探査で重要な役割を担う。
1962年、宇宙飛行士ウォーリー・シラーがマーキュリー計画シグマ7ミッション時に着用したのと同じCK2998モデル。宇宙で着用された 最初のオメガ ウォッチとして知られ、オメガが地球外で刻んだ物語の第一章を象徴する一本。
最新の「スピードマスター “シルバー・スヌーピー・アワード"」や本物の隕石を使用したモデルなど。

フレンズ(オメガゆかりの著名人)

ブランドの象徴的存在であるオメガ アンバサダーのエリア。ファッション、エンターテイメント、探検、スポーツなど、様々な分野の第一線で活躍する彼らは、オメガが大切にしている”卓越性”と”成功”という価値観を象徴する存在。
最も長くアンバサダーを務めるシンディ・クロフォードが愛用する18Kセドナ™ゴールドのコンステレーション。サンブラッシュ仕上げのワインレッドのダイアルに、12時に向かって徐々に大きくなるダイヤモンドのインデックスを配した34mmモデル。

プレシジョン(精度)

創業当初からのオメガの核心であり、これまでに成し遂げてきた非常に重要な進歩を紹介。
今年の新作「スピードマスター スーパーレーシング」。新しいヒゲゼンマイによって超微細な緩急調整を可能とし、日差0~2秒という高精度を実現した革新的な「スピレート™システム」を搭載した世界初の時計。

 

オリンピアン&パラリンピアンによるパネルディスカッションも


11月10日(金)には、4人のトップクラスのアメリカ人アスリートが駆け付け、オメガがこれまでスポーツ界で刻んできたタイムキーピングの歴史にスポットライトを当てる機会となりました。 オメガは、1932年以来オリンピックの公式計時を担当しており、1992年からはパラリンピックの公式計時も担っています。これまで90年以上にわたり、オメガは責任を持ってアスリートの夢を記録し続けてきました。同時に、アスリートに頼られる極めて重要な計時技術の開発も行っています。オメガのアンバサダーであるオリンピアンのノア・ライルズ選手、ネイサン・チェン選手、アリ ソン・フェリックス選手、パラリンピアンのオクサナ・マスターズ選手が特別ゲストとして登場し、パネルディスカッションで、それぞれのキャリアや時間との関わりについて語りました。

ノア・ライルズ

東京2020 オリンピックの陸上男子200mで銅メダル、2023年の世界選手権で3つの金メダルを獲得している世界で最もエキサイ ティングな若手アスリートの一人。
「私の競技では、スタートブロックからゴールまで一瞬一瞬が大きな意味を持ちます。オメガの卓越した計時技術は、私にとってとても心強いものです。私だけでなく、アスリートたちは皆、オメガが提供する一瞬の隙も逃さない高精度の計時に大きな信頼を寄せています。」

アリソン・フェリックス

オリンピックのトラック競技で最も多くのメダル(7つの金メダルを含む11のメダル)を獲得しているアメリカ人選手。
「私はこれまで5回オリンピックに出場し、すべての大会で金メダルを獲得することができました。そのどの大会においても、オメガは常に高いレベルの計時を提供してくれました。オメガが提供する高いクオリティは普遍ですね。もちろん彼らが持つクオリティは、スポーツ計時の分野だけでなく、オメガが情熱を注いでいる他のすべての分野にも現れていることが今回のエキシビションを体験すればわかるでしょう。」

ネイサン・チェン

冬季オリンピックのフィギュアスケートで3つのメダルを獲得。
「私がオメガと共有している価値観は“精度”です。何事においても細部まで綿密に仕上げるためには、献身的な態度とハードワークが必要です。このエキシビションは、オメガの様々な分野への献身性を垣間見ることができ、その部分に特に感銘を受けています。」

オクサナ・マスターズ

パラリンピックで17のメダルを獲得しているマルチアスリート。バイアスロン、自転車競技、クロスカントリーで金メダルを獲得したほか、ボート競技でもメダルを獲得。
「私の経験上、競技が異なればその競技に勝利するための考え方も異なります。それは、競技毎に専門的な計時技術や機器が必要になることと同じだと思います。私は、オメガが各競技の異なる計時スタイルに見事に適応していることに、いつも大きな感心を抱いています。私がオメガから連想する言葉は”信頼”です。」